北陸SOHOの樹
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◇-SOHOとパソコン指導 【日刊「SOHO’S REPORT」】に投稿-まちゅ(11/10-07:49)No.62
 ┣2回目 パソコン指導の問題-まちゅ(11/10-17:57)No.63
 ┣3回目 パソコン指導の利点-まちゅ(11/11-11:16)No.66
 ┣4回目 実際に教室を開くための手順-まちゅ(11/11-23:30)No.72
 ┗11月19日から計3回で配信されます-まちゅ(11/11-23:35)No.73


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62SOHOとパソコン指導 【日刊「SOHO’S REPORT」】に投稿まちゅ E-mail URL11/10-07:49

平日に毎日発刊のSOHO'S REPORTに以下の私の投稿が載ります。
もし、読んでのご意見等があれば頂きたいです。

SOHOとパソコン指導というタイトルで連載4回のつもりです。
 1回目 SOHO者の一つの仕事としてパソコン指導はどうですか?
 2回目 パソコン指導の問題点
 3回目 パソコン指導の利点
 4回目 実際に教室を開くための手順


1回目/4 SOHO者の一つの仕事としてパソコン指導はどうですか?
 私は石川県と富山県を拠点に北陸でパソコン指導を生業としています。
 職安、県市町村より委託を受け、パソコンの集合教育を過去6年間実施してき
ました。その中からSOHO者に向いている仕事の一つとしてとして個人対象の
パソコン教室をされてはどうかと思いました。4回完結です。

 まず、知っていてほしいこと。
 1つめ パソコンを習いたいと考えている方の要求は千差万別です。個人であ
れば、インターネット(HP作成、メールやり取りなど)、ワープロ、表計算、画
像編集、SOHO者(法人含む)であれば、会計、販売管理、給与や在庫管理な
どでしょうか? あなたが習いたいことは、習いたい方がいると言うことです。
 2つめ パソコンメーカーがパソコンは簡単ですと言った売り方をしてました。
最近では、SOHOを売りにしたパソコン販売をしているメーカーもあります。
そのため、イメージが先行し、パソコンを初めてさわる方ほど要求が高かったり、
パソコンは買っても使いこなせない状況となっています。
 3つめ 一般の大手パソコン教室では教材を準備して、広告で生徒を募集し、
会社の多い中心地(立地条件の良い場所)で運営をしているはずです。ですが、
必ずしも、パソコンを習いたい人がそこまで出かけて行くかどうかは疑問です。
逆にサンダル履きで行ける距離でそろばんを習いに行くような感覚の教室もあっ
ても良いのでは?

 で、私からの提案。
 ピアノ教室や英会話のレッスンのような考え方で個別の指導を売りにしたパソ
コン教室を開くのです。まず、ご自分の指導できることを明確にする必要があり
ます。本メールを受けている皆さんはパソコンを自分の意志で学習し、パソコン
の良さも悪さも理解されているはずです。それを正直に伝えることをされてはど
うでしょう。
 もし、出張指導も可能であればできた方が仕事はあると思います。なぜなら、
生徒さんの自宅のパソコンで教えて欲しいと言った要望もあるからです。
 時には、生徒さんからの要求が高く、指導できないこともあります。指導をす
べてを抱え込もうとはせず、自分より能力のある方を近くで見つけてアドバイザー
になっていただきましょう。そのアドバイスの結果、ご自分の能力がアップし、
生徒指導にも活かし、収入を頂いたのであれば、お礼もしてあげてください。

 引き続き、2回目はパソコン指導の問題点、3回目で利点、4回目で具体的に
教室を開設するまでの提案を情報提供させていただきます。

以上のような投稿が流れます。引き続き、2回目〜4回目も本メーリングリストに
投稿します。
 皆さんからのご意見もいただければ幸いです。

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632回目 パソコン指導の問題まちゅ E-mail URL11/10-17:57
記事番号62へのコメント
 前回は個人対象のパソコン教室を開かれてはどうですかとお話をさせていただ
きました。今回は、パソコン教室の問題点を伝えます。

1)パソコン指導の時間単価は2000円〜20000円の範囲かと考えます。
安くするとリピーターは付きますが、儲かりません。高くすると生徒さんの継続
性がなくなり、いつも生徒募集をしていなければならなくなります。ですから、
両方すべきです。
 時間単価が2000円ぐらいであれば、文字入力の指導や簡単な集計表の作成
ぐらいでしょうか? 時間単価が20000円ならば、会計などの簿記(税務)
の知識込みでの指導で頂くこともあります。これは私の場合です。
2)教材を作るとなると収入にならない時間がかかります。
3)指導の回数を重ねるうちに教え方が的確であればあるほど(生徒さんの要求
にあっていればいるほど)要求は高くなり、それに答えようとすると自分の能力
の限界にも突き当たることがあります。
4)生徒さんと親しくなってくると物を頂いたりします。そうするとお金での指
導料を値引いてあげたりして自分の時間単価を下げる結果となることもあります。
 (これは妻に違うとの指摘を受けました。あなただから値引くのよと言われて
しまいました(笑)。妻はある楽器のピアノ教室を任されていました。お歳暮、
お中元も頂いていたとのこと。物を頂くのと授業料を値引くのは話が違うとのこ
と。ちょっと考えさせられてしまいました。)

 次回はパソコン指導の利点を報告させていただきます。

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663回目 パソコン指導の利点まちゅ E-mail 11/11-11:16
記事番号62へのコメント
 前回までにパソコン教室の提案と問題点を挙げさせていただきました。今回は
利点を挙げます。

1)即日の現金収入となります。
2)教材は市販本で済ませます。生徒さんと同じ書籍を持つことで、電話での回
答で解決となるかもしれません。電話での質問はいったん受け、調べて回答する
ことで料金を頂きましょう。
3)生徒さんにパソコンを教えることで、自分のパソコン理解度が問われます。
 いつも何気なく使っているソフトでも生徒さんからの質問で、違った使い方を
教えていただくこともあります。
4)パソコンと向かい合って仕事をするだけではなく人間的なコミュニケーショ
ンがはかれ、お金を頂いて、気分転換ができます。
5)SOHO者にとって経理を自分ですることは必要なことでしょう。市販の会
計ソフトは十分すぎるぐらい機能が付いており、申告書の作成までしてくれます。
すべてをすぐに理解することは無理ですが、もし、指導ができれば、単価の高い
収入となります。

 次回は最終回でパソコン教室を実際に開くための手順を報告させていただきま
す。

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724回目 実際に教室を開くための手順まちゅ E-mail 11/11-23:30
記事番号62へのコメント
 過去3回のパソコン教室を開くに当たっての投稿は参考になりましたか?
最終回では、具体的な私なりの展開の方法をお伝えさせていただきます。

で、実際の活動の例です。
1)ご自宅の目立つところにパソコン教室とわかるようにする。
2)ちらしを500枚〜1000枚ほど作り、近所にポスティングする。
 1週間様子を見て、結果が良ければ地域を広げ、もう少しまく。
3)そのちらしに在宅で仕事もしていますと書く。その能力にもよるが、企業か
らの反応もあったりします。
4)カリキュラムを作るときにターゲットを絞り込む。
 特に大手パソコン教室に通わない(通えない)人をターゲットとする。たとえ
ば、高齢者向け、女性(子育て中で外に出ることができない主婦)向け、SOH
Oで仕事をしようとしている方を対象にしたカリキュラムなんてどうでしょう。
5)先輩(ご自分の能力以上の方)をインターネットで見つける。
 その方と仲良くなり、自分のわからない質問をされたときに気軽に聞ける関係
になっておきましょう。もし、生徒さんを紹介いただいたら、お礼は各自で考え
てしてください。場合によっては生徒さんとその先輩を自宅に招き、指導の時間
を作ってもいいでしょう。それであれば、営業費を頂きましょう。

引き続き、カリキュラム案。私の場合。
1)1時間2000円であれば「ワープロ初級コース」で2時間5回とか月謝制
とする。「家計簿(表計算使用)作成コース」「ホームページ作成コース」とか
もいいですね。そうした継続性があり、中身を変えることで繰り返しとなるよう
なコース設定を作ります。子供(シルバー世代)向けに月謝制にするとかの方法
もあります。
2)単発コースでパソコンを体験していただくコースを作る。「インターネット
体験1時間」「年賀状作成コース1時間」「家計簿作成コース(家計簿ソフトを
使うか表計算ソフトを使う)1時間」それぞれ5000円のコースを考えます。
3)指導とは違うのですが、ソフトのインストールやインターネット設定でも収
入とすることは可能です。私の場合、5000円〜15000円の範囲です。
4)そして、トラブルの解決も引き受けるのであれば、1回の金額を決めておく
といいですね。私の場合は10000円以上です。簡単に引き受けたは良いが、
解決に膨大な時間がかかることも良くあります。後から、別料金でいくらですと
は私は言わないので、割に合わないことが良くあります。

 以上が私の伝えたいパソコン教室の運営です。最初から、新聞や情報誌などの
広告はしない方が良いと思います。広告代を数万円払っても、それ以上の生徒収
入が入るかの保証はできないからです。逆に自分の足で、ポスターを貼らせてい
ただいたり、ちらしを配った方が効果が大きいです。インターネットと同じでコ
ミがすべてとお考えください。何でもそうでしょうが、しっかりと生徒さんに喜
んでいただける指導ができていれば、確実に口コミで広がります。
 かかる費用はちらし制作費とポスティング費用が必要最低限です。自宅で数万
円程度からパソコン教室を始めるから、そして、SOHO者がするから少しは利
益が出るのであって、個人パソコン指導だけの収入だけを当てにすることだけは
止めた方がよろしいです。

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7311月19日から計3回で配信されますまちゅ E-mail 11/11-23:35
記事番号62へのコメント
まちゅさんは No.62「SOHOとパソコン指導 【日刊「SOHO’S REPOR
T」】に投稿」で書きました。
>平日に毎日発刊のSOHO'S REPORTに以下の私の投稿が載ります。
>もし、読んでのご意見等があれば頂きたいです。
>
>SOHOとパソコン指導というタイトルで連載4回のつもりです。
> 1回目 SOHO者の一つの仕事としてパソコン指導はどうですか?
> 2回目 パソコン指導の問題点
> 3回目 パソコン指導の利点
> 4回目 実際に教室を開くための手順

 以上の投稿の2回目と3回目が統合され、計3回になってSOHOに関心のある方40
00人の方に配信されます。
 予定としては11月19日の配信から毎週木曜日らしいです。
ぜひ、「SOHO'S REPORT」の会員になってください。目指せ会員3万人とのことです。

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